10/8(土) 東京競馬場にて開催されます、2歳限定重賞サウジRC(GⅢ・芝1600m)の予想をしていきたいと思います。

過去にはGⅠ・6勝のグランアレグリアや2歳王者・ダノンプレミアムなどが勝ち上がっているクラシックの登竜門と言っていいレースです。

〈有力馬紹介〉

・ノッキングポイント 牡・2歳         父モーリス 母チェッキーノという超良血馬。  前走は東京芝1600m・新馬戦を中団より上がり最速33.2の豪脚で0.5秒突き抜ける完勝デビュー。 抜群のキレ味で将来性を感じる。

・シルヴァーデューク 牡・2歳         シルバーステート産駒。前走は新潟1800m・未勝利戦を先行抜け出し、上がり34.2で0.4秒差の完勝。レースセンス抜群の内容。

・ドルチェモア 牡・2歳            父ルーラーシップ 母アユサンという超良血馬。 前走は札幌1500m・新馬戦を0.5秒差の逃げ切り勝ち。楽に先手を奪い、影も踏まさぬ逃走劇に非凡なスピードを感じる。 

・マイネルケレリウス 牡・2歳         ルーラーシップ産駒。前走は東京芝1600m・新馬戦を上がり最速34.0で差し切り勝ち。ゴール前で差し切る内容に、勝負根性を感じる。 

・ブーケファロス 牡・2歳           ビッグアーサー産駒。前走は新潟1400m・ダリア賞で0.1秒差の3着。デビュー戦以来、すべてのレースで上がり最速をマークしており、堅実な差し脚が魅力。

〈予想〉

◎シルヴァーデューク 戸崎圭太

○ノッキングポイント C.ルメール

▲ドルチェモア 横山和生

△マイネルケレリウス 石川裕紀人

注ブーケファロス 菅原明良

前走の勝ちっぷりから本命はシルヴァーデューク。開幕週で先行馬有利の東京競馬場なら押し切る可能性大。

対抗はノッキングポイント。前走のキレ味を再び発揮すれば突き抜ける可能性も。

▲以下も展開次第で逆転可能な混戦模様。12月の2歳GⅠに向けて名乗りを挙げるのはどの馬に!?

今後に向けて楽しみな1戦となりそうです。

〈レース回顧〉

グラニットの大逃げでレースが進み、4コーナーを回ったところでまだ10馬身以上の差がありましたが、離れた2番手追走のドルチェモアが坂を上った残り200mから急追し捉えきり1着。逃げ粘ったグラニットが2着、道中3番手にいたシルヴァーデュークが3着で入線。

圧倒的1番人気のノッキングポイントは直線伸びきれず4着まで。

特殊なレース展開となり、後方追走の各馬には厳しいレースとなりました。

勝ったドルチェモアの非凡なスピードとスタミナは今後も楽しみになる内容でした。