今年の阪神タイガースについて、また来年のタイガースについて独自の野球論で書きたいと思います。
〈22年総括〉
今年のタイガースはシーズン3位でクライマックスSには進みましたが、言うまでもなくファンの皆様は満足できないシーズンだったに違いないと思います👊
ともあれ、矢野監督はお疲れ様でした。個人的には大好きな選手でしたので、また次のチャンスで監督復帰してほしいですね☺️
やはり前半の出遅れが響きましたね。やはり開幕戦の大逆転負けの影響が大きかったように感じましたね。あの一戦で選手がシーズン通して負のイメージを背負ってしまった感がありましたね。
個人的にはあの開幕戦はもう1イニング藤浪投手が投げていればと思いますね。一時は8点差でしたのでベンチワークとしては次の登板の為の交代だったと理解はしていますが、相手は昨年の覇者ですよね。先を見据えた戦い方が裏目に出ましたね😟
過剰に相手打者を意識し過ぎてフォアボールを連発、ランナーを溜めてドカン…一番やってはいけない試合展開になってしまいました💣
打撃陣も前半の8点以降得点できなかったのは完全に気の緩みですね。簡単に打ち上げる、ボール球に手を出す…見ていて正直もどかしかったですね。
この負の流れがシーズン通して続いたイメージが強かった。
一時期、1番中野、2番島田、3番近本で固定されていた時期が一番安定していたように思われます。
打順はできるだけ固定したほうが、選手も自分の役割に徹することができたのではないかと思います。
矢野前監督の広くチャンスを、調子のいい選手をというのも理解はできますが、長いシーズンを戦う中で選手の役割を明確にするのは大事だったのではないでしょうか。
〈野手総括〉
全体的に速いボールに弱い印象が否めませんでしたね。昨今は中継ぎ、抑えと分担化されていますので、試合の中盤以降はパワーピッチャーが多いですので、150km/h以上のストレートを打ち返す力がないと厳しいですね。
難しいコースに手を出すシーンもよく見ましたが、甘いコースのボールを簡単に見逃すことが多かったので必然的ではありますね。
近本選手の.293がチーム最高打率と、3割を超える選手がひとりもいない状況でしたので、やはり投高打低は否めないですね😥
佐藤選手が20HR、.264、84打点、大山選手が23HR、.267、87打点という成績でしたが、選手の実力からすると物足りなさの残る結果ではないかと思います。打点はリーグトップ5に入る数字ですので及第点かもしれませんが😰
またチーム失策が12球団ワーストとここぞという場面でのエラー絡みの失点が多すぎました😭
チーム防御率が12球団1位なのにこれでは投手が可哀想ですね。近年は毎年のように守備への課題が指摘されていましたが、今年も同じ結果となりました。一朝一夕で守備力は上がるものではないですので、秋季キャンプから徹底的にノックを受けてほしいところです💦
個人的にはやはりセンターラインの強化と安定が、守備力UPに繋がるのではと思います⚾💨
〈投手総括〉
全体的にはリーグトップの防御率で球界ナンバーワンの投手陣ですが、年間を通してローテーションを守れた投手がおらず(コロナ禍で仕方ない部分もあるが)、中継ぎ陣の踏ん張りがリーグ3位まで押し上げた原動力と言える反面、クローザー岩崎投手が6敗と、終盤の逆転負けも多かった一年でした😰
やはり絶対的クローザー、スワレス投手が抜けた穴が埋まらなかった印象が強く残りましたね💦
湯浅投手、浜地投手の台頭でかなり助けられた印象が強いですね。
個人的には岩崎投手は7、8回がベストな気がしますので、来年に向けてクローザー育成も急務となりそうです。
FAの西勇投手、岩貞投手の去就、メジャー挑戦の藤浪投手が抜ける穴も心配な材料ですので、投手王国維持の為には若手の台頭がほしいところです。
〈23年の期待と展望〉
岡田新監督の元、勝ち抜けるチームへの変貌ができるかどうかだと思います。
「アレ」を目指してどう変貌してくれるのか今から楽しみですね☺️
小幡選手のショート固定、中野選手のセカンドコンバートは常々思っていたことで大賛成❗センターラインが安定すると必ず守備力が向上してきます。
1番中野、2番小幡の快速コンビでスピード野球を見せてほしいところ。
中野選手は積極的打撃が魅力ではありますが、出塁率の向上が課題ですね。フォアボールもヒットと同じですので、しぶとさを出せるかどうかだと思います。
中野選手が3割、30盗塁以上で出塁率が4割前後なら脅威の1番バッターになります😮
小幡選手は守備に定評があり、岡田監督の期待も大きい選手ですが、やはり打撃の非力さは否めないのが現状ですね。
このオフシーズンにどれだけ振り込めるかがレギュラー奪取できるかどうかに繋がると思います。.270 20盗塁を目標にしてほしいですね。
キャッチャーも今年は坂本選手、梅野選手と固定されない状況でしたが、23年は固定してほしいなという思いです。ピッチャーによって替わるのも悪くはないと思いますが、やはり扇の要は固定すべきでしょう。
個人的には球界ナンバーワン捕手と思っている梅野選手に期待したいですね👍
佐藤選手はやはりインハイの速いボールが課題ですが、苦手なボールは捨てるべきではないでしょうか。打てるボールを確実に捉えるほうがホームランも打率も向上すると思います。
若干トップの位置が背中側に入りすぎて、振り遅れているようなので、その辺をオフシーズンに修正していけば、.280以上 30HR以上、100打点も可能な選手ですので頑張ってほしいですね✨
大山選手は今年もHR、打点でチームトップでしたが、もっとやれる選手ではないかと思います。
ツボに嵌まった時のバッティングは凄みすら感じますが、波が激しい印象が強いですね。
今季は繋ぐ打撃、狙う打撃を使い分けてほしい場面が何度もありましたね。基本的にバットが外から回ってくるタイプですので、引っかけたショートゴロでゲッツーが多くなるイメージがありますね。
例えばジャイアンツの丸選手のように、場面場面で打撃を変えられれば3割、30HR、100打点以上も可能ですね☺️
個人的には6番、7番を誰にするかで大きく変わってくると思います。
今季はかなり日替わりな感じでしたので、打線が繋がらないイメージがありましたが、ここを強化すれば怖い打線になるので、誰が台頭してくるか楽しみですが、外野手になってきそうですね。
そこで期待したいのが2選手。まずは高山選手の復活❗そもそも天才的なバットコントロールでどこまでの選手になるか期待されていた選手ですが、近年苦しんでいた中で、岡田監督になるのは彼には朗報かもしれません。
代打などの途中出場で結果を出すタイプではなく、1試合4打席の中で結果を出す選手だと思いますので、是非レギュラー奪取してほしいですね。
シーズン通して出場できれば.280 10HR以上は打てるバッターですね✨
もう1人は陽川選手。非凡なパンチ力をまだ発揮しきれていないのがもったいない気がします。
まだシーズンを通して出場したことがないですが、もしレギュラーとなれば.260 20HRも可能なパワーバッターですので、7番あたりを打たれると怖い存在になりそう。
独自の野球論⚾阪神タイガース・番外編2へ続く