10/9(日)、東京競馬場にて開催される、第73回毎日王冠(GⅡ芝・1800m)を予想していきます。
〈レース展望〉
10頭立てながら、GⅠ馬3頭を含む好メンバーが競うこのレースは休み明けの馬もおり波乱含みの一戦となりそうです。
ハナを切りそうなのはレイパパレ、2番手にノースブリッジ、直後にダノンザキッドが続くと予想されます。
キングストンボーイは中団、ジャスティンカフェは後方からのレースとなりそう。
レースとしては淡々としたスローペースになりそうなので、直線追い比べの勝負となりそうです。
金曜日夜時点で重馬場ですので、この後雨が降らなくても稍重の馬場になりそう。
開幕週ということもあり、馬場が荒れるということは無さそうですが、内に包まれると厳しい流れになりそうです。
〈有力馬紹介〉
◎ダノンザキッド 牡4歳 戸崎圭太 ジャスタウェイ産駒で2歳時チャンピオン。 前走・関屋記念(GⅢ)で3着ながら、上がり最速32.6をマークし復調気配が漂う。
○ノースブリッジ 牡4歳 岩田康誠 モーリス産駒で、前走・エプソムC(GⅢ)を先行抜け出しで快勝。3番手に控えるレースを抜け出して勝ちきったことで、新たな一面が見えた一戦。
▲ポタジェ 牡5歳 吉田隼人 ディープインパクト産駒で、前走はGⅠ宝塚記念11着。休養を挟んで立て直した効果に期待。
△キングストンボーイ 牡4歳 C.ルメール ドゥラメンテ産駒で、前走・関越Sを2着。上がり最速33.5で差してきた脚に好感。安定した差し脚が魅力。
注ジャスティンカフェ 牡4歳 福永祐一 エピファネイア産駒で、前走・エプソムCを4着。 上がり最速33.5で差してきたが前残りの展開に泣く形。ゲートに課題があるが、差し脚はメンバー随一と見る。
上記以外でも、レイパパレやサリオスといった実力馬が揃い、流れひとつで変わりそうなレースです。
〈予想〉
ダノンザキッドを軸にした3連複で勝負したい。 ④-②⑥-②⑤⑥⑦⑨のフォーメーション計7通りでいきたいと思います。
〈レース回顧〉
サリオスが見事な差し脚で馬群を割り、レコードタイムで制し当該レース2勝目を上げました。見事な豪脚でさすがはGⅠ馬という勝ちっぷりで、秋のGⅠに向けて期待の膨らむ内容でした。
2着に一旦は先頭に立ったジャスティンカフェ、3着がダノンザキッドとなりました。
レベルの高いレースだっただけに、ゴール前の追い比べは見応え十分でした。