いよいよ秋のG1シーズンが開幕しますが、海外競馬も熱い!
世界最高峰のレース 凱旋門賞が10/2(日)日本時間23:05(現地時間10/2 16:05)フランス・パリロンシャン競馬場にてスタートします。
※当日の現地予報は雨・重馬場
日本競馬界の悲願達成の為に、今年は4頭の日本調教馬がチャレンジします。
メンバー構成的に今年はかなりチャンスがあるのではないかと思いますが、まずは日本馬の紹介をしていきます。
・タイトルホルダー 牡・4歳 横山和生
日本馬の大将格といっていいG1・3勝馬です。
スタミナ・勝負根性は抜群で、スタートも抜群に上手く前めにいける脚質。早め先頭からの押し切るレースができれば悲願達成の期待大。
鞍上・横山和生がいつも通りの騎乗ができるかどうかがカギになりそう。
・ドウデュース 牡・3歳 武豊
2歳チャンピオンにして、今年の日本ダービー馬。
末脚は抜群のキレ味、レースセンスが良くONとOFFのメリハリが効くタイプ。鞍上・レジェンド武豊も2歳時より期待していた馬です。
10度目挑戦の鞍上が、競馬界の悲願・自身の悲願の為に弾けるか!?
・ステイフーリッシュ 牡・7歳 C・ルメール
G1未勝利ながら海外重賞2勝の実力馬で、タイトルホルダー同様前にいける脚質。レースの鍵を握る一頭になりそう。
実績十分の鞍上、C・ルメールを背に一発を狙う。
・ディープボンド 牡・5歳 川田将雅
こちらもG1未勝利ながら、安定したスタミナとレースセンスで日本G1でも安定した成績を残している。昨年もチャレンジしたが14着と惨敗しているだけに、今年絶好調の鞍上・川田将雅の手腕に期待したい。
どの馬にもチャンスがありそうなメンバーとなりましたが、パリロンシャン競馬場の重馬場に対応できるかどうかが課題となりそうです。
【レース展開予想】
ステイフーリッシュの出方次第になりますが、どちらにしてもタイトルホルダーと2頭がレースを引っ張ることになりそうですね。
スタート直後のポジション争いが激しいレースですので、すんなりと先手を取れればおもしろい展開。
道中はスローペースとなりそうですので、先行勢に有利な展開。
直線入り口で早めに先頭に立つであろうタイトルホルダーが、後続とどれだけの差を持ってスパートに入るかというところですね。
5馬身以上の差を持ってロングスパートに入ればなかなか止まらない可能性大!
重馬場ですので後続馬もなかなかキレる脚が使えない状況になりそうですので、タイトルホルダーがそのまま押し切る可能性もかなり高いかも!?
【海外有力馬】
・アルピニスタ 牝5歳 英国 L・モリス
G1・5連勝中の5歳牝馬。前走ヨークシャーオークスも快勝し目下絶好調!
・トルカータータッソ 牡5歳 独国 L・デットーリ
昨年の覇者。G1・3勝、前走バーデン大賞2着
・オネスト 牡3歳 仏国 S・パスキエ
G1・1勝 前走アイリッシュチャンピオンS2着
・ミシュリフ 牡5歳 英国 W・ビュイック
G1・3勝 前走愛チャンピオンS4着
※ドバイシーマクラシック覇者
3歳、牝馬の成績が非常にいいレースですが、昨年の覇者もおり混戦模様。
最有力候補はアルピニスタ、次にトルカータータッソになりそうです。
【独自予想】
◎タイトルホルダー
○アルピニスタ
▲トルカータータッソ
△ドウデュース
△オネスト
注ミシュリフ
日本競馬界の悲願向け、タイトルホルダーが夢へのラストスパートを見せてくれることを期待したいと思います。
【レース回顧】
直前にどしゃ降りの雨になる超不良馬場での一戦は、英国のアルピニスタ(牝・5歳)鞍上L・モリスが優勝。
2着にヴァレニ、3着がトルカータータッソとなりました。
タイトルホルダーの逃げで始まり、直線半ばまでは先頭でしたが、ブルームに終始マークされる形になったのが響きました。
今年も日本馬は高い壁に跳ね返される結果となりました。
また来年期待しまょう!