遠くに飛ばす、強い打球を打つ
バッティング編1でスイングスピードを上げればボールを飛ばすことができると書きましたが、ただスピードを上げるだけでは思った以上には飛びません⤵️⤵️
ではどうすればいいのか?
いかにインパクトの瞬間にボールに対して力を伝えられるかがポイントです💡
強く振ろうとするとテイクバックの時点から無駄な力が入る、いわゆる力みを生みます😅
人間の体は曲げたら伸ばしたくなる、力を入れると抜きたくなるようにできていますので、早い段階で力みが出ると、インパクトの時点では力が抜けてしまいます💦
実際動いているボールを打つと当てることにも意識がいきますので100%のスイングはできないものです。
どこで力が入ってるかの見極めはまず、素振りの時の音ですね。音がどこで鳴り始めるか、どんな音かで分かります。
トップの位置から力みが出ている場合は早い段階で音が鳴り始め、ブーンという音になりますが、インパクトに近いところで強く振るとブンッという音がポイント近くで聞こえるようになります👂️⚡
一度聞いてみてはいかがでしょう?
アジャストとフォロー
私の独自の感覚ですが、ボールをアジャストするのは前の手、私は左打ちですので右手になります。後ろの手がフォローのイメージですね💡
トスバッティングをさせてみると、前の手でアジャストできる選手はほぼ空振りなく相手に返せるのですが、後ろの手でアジャストしようとする選手は空振りしてしまいます。
なぜかというと肘が早く伸び、バットが体から離れてしまい、バットが遠くを回ってしまうからです。
前の手は基本的に利き手ではないと思います。右投げ左打ちの選手は利き手が前の手になりますので前の手を上手に使う選手が多いですね✨
フォローする後ろの手は、基本的には力を入れるタイミングが大切です。必要なのはボールを捉えた時に跳ね返せる(負けない)ように押し込むこと。
これが飛ばすポイントでもあります💡
ヘッドを早く返さず、投手に向かってバットを投げるように押し込む。この押し込みがしっかりできていれば逆方向にも強い打球が打てるようになります。
ヤクルトスワローズの村上選手が逆方向にホームランを量産できるのは、子供時代に左中間に打つように練習していたから👀
この押し込みが強くなりヘッドの返りが遅くなることでバットの軌道が前に大きくなりますね✨
頭側から動画を撮り、スローで見た時にバットの軌道が円ではなく楕円になれば最高ですね💯
これを体現するにはある程度、腕の筋力や下半身の強さが必要ですが、小さい時からそういう意識で練習していくと身に付くのも早いかもしれません😅
バッティングは個々の感覚がものをいう、簡単に言うとセンスが問われるもので、個々によって感覚の違いがあるので何が正解なのかは分かりませんが、力の使い方、伝え方で大きく結果は変わってきますので、意識して練習してみましょう☺️✨